2015年12月と2016年6月 沖縄の食と魚
小林秀治
酒膳 眞榮田
 今回は、2015年12月と2016年6月の沖縄を訪れた際のお店と食べ物と魚をテーマに書く。
 2016年6月、那覇の久米にある「酒膳 眞榮田」を訪れた。店舗は1957年に建築された赤瓦の平屋の一軒屋で、中庭があり落ち着いた雰囲気である。
 琉球和食を提供しており、沖縄の海で捕れた魚、沖縄の豚肉、野菜など食材はすべて沖縄県産品ということだ。オーナーの女将は、夫が地元の新聞記者
である。その夫は、区労協事務局長の水久保さんの知人であるのでこの店にきた。
 20年ものの泡盛の古酒や普段口にできないブダイの刺身などおいしく沖縄の料理と酒をいただいた。一人8000円位、それなりのお値段ではあった。

眞榮田の女将さん 眞榮田での記念撮影

県の魚 グルクン

沖縄の魚グルクン
 さて、沖縄ではグルクンが県魚となっている。県の魚を定めているところは他県にもある。主なところを紹介すると、青森県がヒラメ、山形県がサクラ マス、千葉県が鯛、福井県が越前ガニ、広島県がカキ、高知県がカツオ、などとなっている。
 2015年12月に沖縄に行ったときに、グルクンの刺身をいただいた。
 グルクンは、フエダイ科の魚である。
グルクンの刺身
 沖縄では練り製品となったり、唐揚げにしたり、安くておいしい魚である。刺身で食べるとアジに近いようだ。
 沖縄家庭料理に欠かせない素材であり、「油」との相性が抜群で現地ではから揚げで食べることが多い。
 大きさは小ぶりなムロアジのようなので、姿揚げにするようである。沖縄では魚などを焼いて食べる習慣があまりないようで、「揚げる」、「煮る」と いう調理法が一般的だそうだ。
 グルクンは、夏が旬。海中ではきれいな青色なのに、陸にあがると赤色に変わって黄色い線が一本入る不思議な魚である。味が落ちるのが早いため、刺身でいただくにはよほど新鮮でないと無理だそうだ。

美ら海水族館   やはりジンベイザメが一番人気

悠々と泳ぐジンベイザメ
大型のコウイカ・コブシメ
 美ら海水族館は、沖縄の中部である本部にある。那覇から高速を使って1時間半位のところである。
 1975年の沖縄海洋博が開かれたところである。沖縄海洋博は、予想した来場者数が100万人も下回り、沖縄に高速道を作られたが、開発で行われた海への赤土の流出でサンゴ礁に被害を与え、海洋汚染をもたらした。また、博覧会に出席し、ひめゆりの塔を訪問した際、皇太子に火炎瓶が投げつけられたこ とがあった。
 水族館からは、まじかに伊江島が見える。今、米軍基地の拡張工事が行われている。沖縄で反戦・基地反対を貫いた阿波根昌鴻さんの島である。伊江島には一度、渡ったことがある。高い山などない南の島で、沖縄戦の傷跡も残っている。
 水族館では、「サンゴの海」水槽では800群体のサンゴが飼育展示されている。世界最大の魚ジンベエザメや、世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタが観察できる。観察できるのは、大迫力の「黒潮の海」という巨大水槽である。大水槽が見れるところには、カフェがあり、そこに座って、何時間でも水槽を見続けることができる。まさに、癒しの空間である。
 他の水槽で、目を引いたのが、コブシメである。沖縄に多い大型のコウイカである。沖縄特産のイカでもある。
 食べてもおいしいイカである。

沖縄の買い物は道の駅がおすすめ

 沖縄では、土産物を買うには、国際通りや空港が一般的であるお菓子や民芸品などはそこで買うのがよい。ただ、沖縄は、おいしい果物や野菜もいっぱいある。
 有名なパインやマンゴーなどはどこで買うか。道の駅で買うのがよい。安くていいのがいっぱいおいてある。
 私たちが最終日、豊崎の豊見城道路沿いの道の駅・豊崎に寄った。予想以上に豊富に沖縄の野菜、果物などが大量にあった。また、沖縄の肉やソーセージなどもうっている。いっぱい買った人は、宅配便で送った。手荷物にできる人もいっぱい買っていた。マンゴーやパインは国際通りなどで買うと高い。この道の駅では、とても安くてものはよい。珍しい沖縄の野菜もある。野菜や果物は、道の駅で買うのがおすすめである。(以上)