名誉昇給問題の妥結について
 区職労は、名誉昇給問題について、以下のコメントを発表しました。

名誉昇給問題の妥結について
千代田区職労執行委員会
 8月29日、当局は、これ以上続けることは区民等の理解を得られないとして、「名誉昇給全廃」の提案を行った。区職労は、一部に問題があることは理解するが全廃には納得できないとして、交渉を展開してきた。
 当初10月1日からとした実施日を2度に渡り延期させた交渉の中で、当局は新たな「名誉昇給制度」として公務災害および善行による退職者への名誉昇給を提案した。
 区職労は最終ともいえる12月4日の提案を受けて、年度途中の労働条件の変更は経過措置を置くべきと主張したが、これ以上の継続は無理とする当局の姿勢を変えることはできなかった。
 しかし、区職労が主張した定昇停止者に対する成績特昇の扱いについて「趣旨に基づき適正に運用する」として、一定の配慮を行う姿勢を引き出せたと判断し、該当者への通知のタイムリミットも考慮して妥結をするものとする。
 今後は成績特昇問題の解決に向け奮闘するものである。