学校職員へのメッセージ
区職労からすべての学校職員へのメッセージ
2006年7月
千代田区職労執行委員会

今回の事態はどこに問題があるのか
学校のみなさんからよく意見を聞き、みなさんと共に考え、分会の正常化をめざします


みなさんもすでにご存知のとおり、6月30日の学校分会定期大会は、新役員、運動方針、予算が決まらないまま、休会となる残念な事態となりました。
休会となったのは、分会の中から分会批判の理由で10名弱の区職労脱退者が出たため、現執行部が総辞職した形となり、次期役員の引き受けてがなかったものです。しかし、この間の区職労の対応にも不満があったようで、分会役員をやっていた方々も区職労を辞めるという事態になっています。
区職労は、区職労組織の大問題ととらえ、事態を重くみています。今回のこのようなことがどうして起こったのか、どこに問題があったのか、正確に明らかにして対応していきたいと考えています。
それには学校の皆さんから広くよく意見を聞き、共に考え事態の打開と分会大会の再開にむけて、共にがんばりたいと思います。

学校分会の機関が停止したため、学校の要求闘争や交渉はどうなる?

学校分会の役員がいないため、これまでどおりの分会独自の活動ができなくなりました。したがって、区職労が責任をもって、学校の要求闘争、教育委員会と交渉することになります。
従来どおり、担当の斉藤副委員長が責任者で対応を行います。学校のことについて、労使交渉がなくなるわけではありませんので、ご安心ください。引き続き、要求や課題について、区職労役員にご相談ください。

学校問題の解決に向けて、区職労は学校対策委員会を設置し対応します

区職労は、この問題に専門的に係わる学校対策委員会を設置し、問題の解決をめざします。
学校対策委員会では、@問題の本質を解明し、分会大会を再開させるための対策を取る、A脱退を表明した方々とも話し合いを行う、B行動にかかる費用は、区職労負担とし、分会の財産は、分会大会が再開されるまで、区職労が保管すること、とします。

学校対策委員について、学校職場から公募します

学校対策委員のメンバーは、区職労執行委員と分会員とします。分会員については、学校職場から公募します。
区職労のメンバーは、小林委員長、留場副委員長、西本書記長、区職労執行委員若干名とします。

すべての学校職員のみなさんへ

今、千代田区当局は、職員1000人体制に向けてどこの職員を削減しようかと必死になっています。
そうした中で、「合理化」などで現業職員がねらわれるのは、まちがいありません。私たちは、首切りは許しませんが、不本意な異動等によって、退職に追い込まれる事態が出てこないとも限りません。そうした時に、当局は辞めてもらうことを狙っていますので親身に相談に乗ってくれないことは、明らかです。相談を受けて、交渉してくれるのは労働組合以外にありません。
そんな時、区職労は、力の限り、みなさんを守ります。それには、学校分会の体制づくりが欠かせないと考えます。
今、学校職員が団結して、勤務条件を守ることが強く求められているときはないと思います。
区職労は、すべての学校職員のみなさんに、心を込めて団結をよびかけます。
よろしくお願いします。

以上