時間内組合活動の交渉における区当局の一方的実施通告に抗議する
時間内組合活動に関わる交渉
労使合意のないままの区当局の一方的実施に抗議する
区職労はあくまでも労使合意にこだわり続ける
2006年7月4日
千代田区職員労働組合執行委員会

千代田区職労と区当局の間で行われていた時間内組合活動に関わる交渉が決裂し、中断している中で、区当局は労使合意のないまま、7月1日から、区当局案を一方的に実行すると宣言した。
この間、区当局は区職労が受け入れそうもない「無給職免」なるものを持ち出し、交渉の矛先をかわそうとした。区職労は、あくまでも労使合意を追求し、「譲歩案」も示したが、区当局は一切の妥協案も示さず、区当局の当初案の一方的実施を宣言したものである。
区職労は、区当局が労使合意のないままに一方的実施通告をしたことに対し、怒りをもって厳しく抗議するものである。

時間内組合活動についての交渉において、区当局は最初から、区職労の主張を聞く姿勢を示さなかった。交渉や協議というものは、相手のあることであり、相手の主張を聞かなければ話しは始まらない。互譲の精神で臨むことが何よりも大切である。そして、話をまとめようとすればお互いに努力をしなければならないが、今回の交渉では、区当局からの互譲の精神もなく、その努力が一切なされなかった。
話し合いで決着をすることは、民主主義の根幹でありイロハである。今回の区当局の行為は、民主主義社会のルールを守らないという汚名を負わねばならないものであることを、指摘するものである。
区当局は、今回行った行為を反省し、早急に労使の正常な関係に戻すことを、強く求めるものである。

以上