保育園分会正規職員増要求書
2011年5月31日

千代田区長
  石川 雅己 様
千代田区職員労働組合
執行委員長  西本 優
同保育園分会

新規による正規職員の採用を求める要求書

 日頃の区政運営に敬意を表します。
 さて、保育園、こども園職場では、派遣、非常勤、臨時などの割合が多くなり園運営に困難をきたす状況となっています。
 派遣職員は1年契約なので、子どもや保護者と信頼関係を築いたり、いろいろなことを覚えてもらっても、変わってしまうことがあり、保育の質の向上には問題があります。
 非常勤職員は、職務内容についても面接と条件が違ったなど、気を使うこともあり、仕事を進めていく上でも困難なことも多いので、責任を持って仕事に当たるのが難しい状況です。また、非常勤ということで長続きしないことも園運営では問題があります。
 こうした状況が長く続けば、こどもたちの発達にも大きな影響がでかねません。
 こうしたことを解消するには、正規職員を増やし、非正規職員を減らしていくしかありません。
 以上の、職場状況を踏まえて、以下の要求を出しますので、誠意を持ってご検討願います。

  1.  保育園職場では2011年度にも定年退職者がいます。また、定年前退職者が出る可能性もあります。2012年度は、退職者数を正規の新規職員で確保し、かつ、正規と非正規職員の割合を7割までに引き上げるよう、正規職員の採用を行なうこと。
  2.  障がい児やいわゆるグレーゾーンの子にも、実態に見合う正規職員を配置すること。
以上