2005年旗開きあいさつ
千代田区職労執行委員長
小林 秀治
 組合員のみなさん、大山助役をはじめとしたご来賓のみなさん明けましておめでとうございます。
 新年にあたって、一言ご挨拶申し上げます。
 昨年は、大地震、大津波、集中豪雨、台風、そして未だに続くイラク戦争、年金改悪と重なり、「災」という文字が一年間の出来事を象徴したのではないでしょうか。中越地震の被災に関わって、年末の紅白では歌手の小林幸子さんが恒例の高価で豪華な衣装を着なかったといいます。従いまして「おめでとうございます」というのに気が引けますが、新たな年に変わったということで、あえて、「おめでとうございます」と言わせていただきます。
 今年は、「天災」はなくすことが難しいと思いますが、「人災」はぜひとも力を合わせてなくし、豊かな福祉国家への「夜明け」を展望したいものと考えています。
 さて、一部の多国籍企業の好調が伝えられる日本経済ですが、まだまだ中小にとっては厳しいとの報告があります。その景気を更に冷え込ませる定率減税廃止、消費税率のアップなどの税制改悪や介護保険の改悪が政府・与党によって実施されようとしています。景気が悪くなれば、私たち公務員及び取り巻く労働者にとって、また賃金・労働条件のマイナスとなる大きな影響を与えるものです。
 景気や民間企業の業績に影響を受ける人勧制度をなくし、労働基本権を確保することが私たちの最終目標ですが、当面は、政府の経済失政、強い民間大企業だけを助ける「構造改革」路線の転換を求めて、賃金のマイナスをさせないことが重要と考えています。
 憲法論議もここにきてにぎやかになってきています。私たち働く者にとって、戦争しない国であることがとても大事であり、戦後60年の年にあたり、反戦平和の決意を改めて行うものです。憲法9条はそのための砦であり、何としても皆さんと共に守る決意を表明します。
 私たちは、以前の千代田区政を「停滞している」と評価をしていました。現区政はそれと比べると格段にリーダーシップが発揮され、テンポが速い運営がなされていると感じています。
 しかしながら、国の「構造改革」路線と同じ区政運営がなされていることについて、市場万能主義でよいのか、住民の安全、健康、福祉を守ることを責務とし、公共性を保たねばならない自治体として本当によいのか、区民や職員の中で十分検討することが必要ではないかと感じているものです。
 私たちは、自治体労働者としての権利保障と住民の生活と権利擁護をめざし、それを実現するための働き甲斐のある区政を求めていることを改めて表明をしておきたいと思います。
 最後に、区職労運動について、大会決定と組織強化方針を実践し、「要求」を前進させるために粘り強く取り組み、私たちの賃金・労働条件を確保する決意です。「要求」前進には区当局の協力が必要であり、ぜひ、職員の声を聞いていただくようお願いするものです。
 以上を申し上げて、新年のご挨拶と致します。
 また本日は、わたしたち組合員の手作りの料理をお楽しみください。どうもありがとうございました。