2005年度区職労運動方針(一年間の取り組みプラン)
◆はじめに

 区職労運動の質的拡大と組合員ニーズに応じた変化に対応するために、運動方針の構成を従来に比べ大きく変えました。
 2005年度区職労運動方針の特徴は、最近の情勢を踏まえ、3つの章に整理し、記述しています。

 向こう1年間の区職労運動の目標と課題については、事前協議の徹底、職場要求の取り組み、憲法を守る取り組みなど、9つを掲げて取り組みを進めることにしています。

 情勢の特徴については、私たち職員の身近な情勢から国内外の情勢の特徴を分析し記述しました。
 特に、アンケート結果による職員と職場の実態分析、3年半の区政分析を職員の立場から行っています。また、憲法を敵視し、福祉を削り、人権を無視する石原都政の分析も行っています。
 小泉「構造改革」では、弱肉強食のルールなき社会づくりがすすみ、社会保障の切り下げと消費税などの増税を平気で行おうとしていることを指摘しています。 
平和の課題では、憲法9条改悪のスケジュールが進行していることを指摘し、日本を戦争する国にさせない取り組みが重要だと分析しています。

 第3章では、一年を簡単に振り返り、総括し教訓を引き出しています。
課題については、組合員の生活と権利を守る取り組み、労働時間短縮の取り組み、職場の民主化の課題、「NPM行革」に反対する取り組み、憲法9条を守る取り組みなど21項目を掲げて、具体的に取り組む方針を記述しています。

 なお、区職労の組織強化方針は、この運動方針から切り離し、中長期的な観点から別途方針化しています。