区職労が区当局に職員の新規採用を行うよう要求
 区職労は、5月22日に、区当局に対し、下記の内容で新規採用を行うよう強く要求しました。
要請にあたって区当局は、「新規採用については問題意識は持っているが、行革大綱で掲げた職員数削減をすすめながら考えていかなければならない。16年度については現状では採用は予定していない。要請については上司に伝えたい」とコメントしました。
 区の300人削減方針で新規採用が見送られているわけですが、職場では、事業が増え慢性的に職員不足を抱えています。また、若い人が入ってこないので職場の活性が低下しているとも聞こえてきます。将来の職員構成にも歪みを生じさせます。こうしたことから区職労は新規採用を強く要求しています。

職員の採用についての申し入れ書(要求)
 平成15年度は、新たなる職員の採用が行われませんでした。
 このことについて、区職労にも職場より職員の新規採用を求める多くの声が寄せられています。
 特に事業が増大、煩雑化している職場や専門職に欠員が生じている職場などから、新規採用を要求し、切望する声が強く出されております。
 また、将来にわたっての職員構成のゆがみなどを憂慮する声も多く届けられています。
 以上のことから、下記の申し入れを行いますので、新たなる職員の採用を行い、欠員についても補充くださるよう強く要求します。

1.平成16年度については、事務事業の実態及び退職等に見合う職員を補充・採用すること。
 特に専門職については、退職者の補充を行うことを前提に採用を行うこと。
2.区で採用行為を行う職員については、年度中にも採用を行い、欠員を補充すること。