2005年度区職労職場統一要求と要求の解説 | ||||||||||||||||||||||||||||||
2005年度千代田区職労第一次要求書 | ||||||||||||||||||||||||||||||
千代田区職員の生活や職場の労働条件は、長引く賃金の引き下げと抑制、「千代田区NPM型行革」による人員削減、成果主義型人事制度の強化によって、ますます厳しさを増し、職員側からみて改善を要する課題は山積しています。 私たちは、この間の連続するマイナス給与、一時金削減を強いられた生活の厳しさを実感しています。さらに年金制度の改悪により、共済掛け金の引き上げが実施されています。 こうした中で私たちは、引き続き、日本一物価の高い東京での生活実態に見合った賃金の改善を強く求めています。 2005年度賃金改善要求については、別途、2005年3月に提出しますので、職員の生活改善要求を重く受け止め、その際、回答をお願いします。さらに、特別区人事委員会勧告が10月8日に予定されていますが、04賃金確定交渉では、職員の年収が昨年度より上回るような決着を強く求めておきます。 さて、特区連と区長会の統一交渉事項以外で貴職の権限で解決できる課題について、ここに2005年度区職労職場統一要求(第1次要求)としてまとめましたので提出します。 特に、新規採用見送りの撤回、職場実態に見合った2005年度の人員増配置、「行革大綱改定案」に基づく指定管理者制度の適用などによる公共業務の民営化反対、超過勤務の縮減、賃金不払い残業の根絶、昇任・昇格・昇給制度の差別によらない公平な実施、人事考課制度の改善、昇任選考や定期評定結果の本人開示制度の実施、「次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画」の策定に関わる要求、新庁舎整備計画に対する職員要求の受け入れ、メンタルヘルス対策の充実などは、重要な要求となっていますので、誠意ある検討を求めるものです。 ここに提出した要求は、2005年度に向けてぜひ解決していただきたいものとして、各職場で十分な討議を重ねて、職場全体に共通する統一要求としてまとめました。 これらの要求について、その解決方を関係各部に督励されるようお願いします。回答については、今後の予算査定の日程などを考慮の上、遅滞なく11月上旬までに回答されるよう要請します。 尚、昨年のように年を明けての交渉とせずに、11月中の団体交渉によりご回答をいただくよう強く要望します。さらに、回答は、おおくくりとせず、具体的に明確にお答えいただくよう要望します。また、各職場・分会の人員要求やその他の要求について、第二次要求として提出しますので、よろしくお願いします。 |
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