2003年度運動方針目次へ次頁へ前頁へ

V、区職労運動の基調
1、  千代田区職労は組合員の生活と権利を守るため、労働者及び区民と連帯して、賃金、労働時間、職場環境や共済制度の維持・改善等組合員の切実な要求を前進させるため、組合民主主義のもと要求で団結し要求実現の運動をすすめます。
 また、組合員の生活と権利を守るため、法制度や社会保障制度の充実を求めます。

2、  産別、特区連に結集し、財界・大企業の「賃金削減・成績主義賃金制度の強化」「リストラ合理化」「春闘解体」に反対し、東京の生活実態に見 合った賃金の引き上げと、公務員制度改悪反対、民主的かつ公平な人事制度の改善をもと、性別、職種による差別をなくし明るく働きやすい職場づくりをめざします。

3、  「労資協調・要求実現に十分応えていない連合運動」を克服し、国民春 闘の再構築=「共闘・共同」の拡大を図る運動に参加し要求の前進をめざ します。

4、  「財政危機」を口実にした新たな「自治体リストラ」に反対し、職場を守り、住民本位の行財政の確立・執行を求めます。
 「千代田区行財政構造改革推進大綱」に基づく「千代田区版リストラ」に 反対して取り組みをすすめます。また、地方自治のあるべき姿について自治研活動を強化し、区民および地域との共同を追求して運動をすすめます。

5、  社会保障制度・労働関係諸法をはじめとした各種法制度の充実を求めます。共済活動の充実を行い組合員のくらしを守ります。

6、  憲法を擁護、有事立法に反対し、平和と民主主義、人権、地球環境を守ります。

7、  要求の一致する全ての労働者、民主団体、政党との協力関係をすすめ、要求の実現をめざします。
 組合民主主義の見地から政治活動、政党支持の自由を尊重・保障し、組合の干渉を否定します。

8、  未批准になっている組織選択問題の解決に努力し、どの上部団体を選択するのかについて、職場討議を行います。

9、  当局の条例に基づく時間内組合活動に対する攻撃に抗してたたかいます。

10、  全組合員による組合運動を追求し、各種教宣活動による情報の共有、分会の結成、分会活動への援助、専門部、委員会充実をめざして、区職労の抜本的組織強化をめざします。
 また、文化・スポーツ・互助会事業にも積極的に取り組みます。