2004年度運動方針目次へ次頁へ前頁へ

V、区職労運動の基調
区職労運動の基本を以下のように掲げて運動します。
1、 千代田区職労は組合員の生活と権利を守り、賃金、労働時間、職場環境や共済制度の 維持・改善等、組合員の切実な要求を前進させるため、組合民主主義のもとに団結し要 求実現の運動をすすめます。
2、 組合員の生活と権利を守るため、大企業本位・弱肉強食の「構造改革路線」に反対し、労働者・住民と連帯・共同して、年金・医療・介護など社会保障制度の確立、消費税などの増税に反対し取り組みます。
3、 特区連、産別に結集し、財界・大企業の「賃金破壊」「首切り・リストラ」「春闘解体」に反対し、東京の生活実態に見合った賃金の引き上げを目指した運動をすすめます。
 また、「賃金引き下げ悪循環サイクル」を打破し、地域の賃金の底上げをめざし取り組みます。
4、 公務員制度改悪反対、「能力・業績主義」賃金・人事制度に反対し、民主的かつ公平 な人事制度の改善を求め、性別、職種による差別をなくし明るく働きやすい職場づくりをめざします。
5、 「労資協調・要求実現に十分応えていない連合運動」を克服し、国民春闘の再構築=「共闘・共同」の拡大を図る運動に参加し、要求の前進をめざします。
6、 新たな「NPM型自治体リストラ」に反対し、職場を守り、住民本位の行財政の確立・執行を求めます。
  「千代田区行財政構造改革推進大綱」に基づく「千代田区版リストラ」に反対して取り組みをすすめます。また、地方自治のあるべき姿について自治研活動を強化し、区民および地域との共同を追求して運動をすすめます。
7、 社会保障制度・労働関係諸法をはじめとした各種法制度の充実を求めます。共済活動の充実を行い組合員のくらしを守ります。
8、 憲法9条を擁護し、有事立法に反対し、平和と民主主義、人権、地球環境を守ります。
9、 要求の一致する全ての労働者、民主団体、政党との協力・共同関係をすすめ、要求の実現をめざします。
 組合民主主義の見地から政治活動、政党支持の自由を尊重・保障し、組合の干渉を否定します。
10、 未批准になっている組織選択問題(上部団体の選択)について、区職労運動を通じてその解決に努力します。
11、 区当局の区職労活動に対するあらゆる攻撃に対し、断固としてたたかい跳ね除けます。
12、 全組合員による組合運動を追求し、各種教宣活動・ホームページによる情報の共有、区職労組織の再編など、区職労の抜本的組織強化をめざします。
 また、組合員の交流となる文化・スポーツ・互助会事業にも積極的に取り組みます。